としひこです。
今回のテーマですが、
「小学生の子供が勉強をしない!どうしたらしてくれるのか?」
です。
全国の親御さんがかならず通る子供の悩みですね。
全ての子供さんが該当するわけではありませんが、かなり多くの方が悩まれていることだと思います。
そこで今回は、
・子供が勉強をしない理由
・勉強しないと成績は悪くなるのか?
・勉強するようになる方法
についてお話ししていきます。
1.小学生が勉強をしない理由
✅勉強に興味がない
小学生が勉強をしないそもそもの理由は、「勉強」という「学び」に対して「興味」がないからです。
「遊び」であれば、「楽しそう」とか「やってみたい」などの気持ちが芽生えて、「やってみよう」となりますが、勉強についてはそうならないことが多いです。
この原因は、「勉強はしなければいけないもの」という無意識の教えがあるからだと私は考えてます。
✅勉強するメリットがわからない
勉強するメリットについて子供さんに伝えたことがありますか?
ほとんどの子供さんは、勉強をすることでどんなメリットがあるのか?どんな未来になるのか?を理解できていません。
そのため、「勉強してもいいことなんてない!つまらないだけ」という気持ちになってしまいます。
勉強をしてもらうように促すときは、しっかりとその勉強をやる理由とメリットを子供さんに伝えるようにしていきましょう。
✅勉強よりも楽しいことがたくさんあるから
いまの世の中は、昔と違って楽しいことが沢山あります。
昔は、勉強以外だと外遊びしかありませんでしたが、いまの時代は、
・ゲーム
・スマートフォン
・おもちゃ
・スポーツ
などなど。
勉強よりも興味を持ちやすいことが沢山あります。
勉強も同じくらいの土俵に立てるようになれば勉強をしたい!という気持ちになるのではないかと考えています。
2.成績が悪いのは勉強しないのが理由なのか?
✅勉強しないと成績が悪くなるのか?
よくこんな言葉を聞きます。
「うちの子、いつも勉強しないからテストの成績悪いんです。勉強を毎日させたいです」
どうでしょうか?
みなさんの子供さんにも同じことを思っている方多いのではないでしょうか?
確かに、
勉強をしない=成績が悪い
という公式は成り立つような気がします。
しかしながら、実際は「家で勉強しなくても成績が良い子供」がいるのも事実ですが。
これは、学校の中で行われる授業だけでも学校内のテストは十分に成績を上位に上げることができるからです。
そのため、
勉強しない=成績が悪い
は必ずしも成り立つわけではありません。
✅勉強したら成績は良くなるのか?
上記とは逆に、勉強したら成績が良くなるのでしょうか?
結論は、
「成績が上がるかわからない」
です。
勉強と一口に言っても、復習するだけではこれから行われるテストで点数は取れません。
むしろ、予習やテスト範囲の反復学習をしなければいけません。
ここまでやれば学校のテストは成績が上がると思います。
しかしながら、これは子供さんによって差が出てくるので必ずしも成績が良くなるわけではないということになります。
しかしながら、やらないよりはやったほうがいいことは周知の事実ですので、やることをお勧めします。
3.どうしたら勉強をするようになるのか?
✅勉強するメリットを明確に伝える
子供さんが勉強をするようになるには、明確なメリットを伝える必要があります。
大人はよく下記のような伝え方を子供にします。
・勉強しないと大変なことになる
・勉強しないと立派な大人になれない
・勉強しないと会社で働けない
・勉強しないと良い学校へ行けない
・勉強しないとお金を稼ぐことができない
などなど。
これを聞いた子供さんは、頭の中に「?」が沢山浮かびます。
なぜなら、経験したことがないからです。
これからの未来の話を先取りされてもわからないわけです。
このような話をするのではなく、メリットを伝えるようにしていくことが重要です。
例えば、
・勉強するとゲームの中で読めなかった字が読めるようになる
・大人になったときに、勉強が出来ればいろんな選択肢が増えて、仕事ややりたいことを選びやすくなる
・やりたいことができた時に、それを実現できる学校にいける可能性が高くなる
などです。
具体的に子供さんに伝えることが重要です。
勉強が何か楽しいことや夢、目指しているものに直結しているほど勉強をしてくれるようになります。
✅勉強が楽しいと思えるものにする
いまの世の中は、
勉強=つまらない、辛い
という公式ができています。
これを
勉強=楽しい、成長できる
という公式に変換できれば勉強がやりたいものへと変化します。
「楽しい」と思えるようになるには、それぞれのお子さんの興味や好きなことによって、伝える方法や内容を考えてきましょう。
これができるようになれば、子供さんも自ら勉強してくれるようになると思います。