こんばんは。
としひこです。
今回のテーマですが、
「イートイン脱税とは何か?罰則はあるの?私たちができること。」
です。
最近ニュースでよくやっているこの話題。
イートイン脱税についてご存知でしょうか?
この脱税が話題になっていて、誰でも起きうる事象です。
そこで、
・イートイン脱税について
・罰則があるか?
・私たちができる対策について
をお話ししていきます。
1.今話題のイートイン脱税とはなんなのか?
✅イートイン脱税について
イートイン脱税というものは、今回の消費税増税によって新しくできた仕組みが問題になっています。
どんなものかと言いますと、
持ち帰りは消費税8パーセントなのに店内飲食(イートイン)は10パーセントというこの2パーセントの差が起こしている問題です。
具体的には、
コンビニで弁当を購入します。
持ち帰りで購入したので、消費税は8パーセント。
しかしながら、食べるスペース(イートインスペース)が空いていたので、そこで食べることにしました。
以上の状態がイートイン脱税になります。
持ち帰りで購入したため支払った消費税は8パーセントなのに、実際はイートインスペースで食べているので、本来支払うべき消費税は10パーセント。この2パーセントの差額が脱税という事実になります。
✅なぜこのようなことが起きるのか?
そもそも何故このようなことが起きるかと言いますと、商品を購入する時に持ち帰りかどうかなんてコンビニ店員さんはお客さん一人一人に聞かないからです。
聞かない理由は、手間がかかってしまうから。
自分が同じ立場でも絶対に聞かないと思います。
そして、一番の原因だと思うことは
「消費税の種類がいろんなパターン存在しているから」
です。
消費税増税したならば、一律10パーセントにしていればこのような問題は起きなかったはずです。
それを8パーセントの場合と10パーセントの場合のルールを作ったために脱税という形が出来上がったのだと私は思っています。
2.イートイン脱税による罰則について
✅罰則は現状ない
イートイン脱税は悪意を持っている人がやっているケースは稀だと思います。
現状、イートイン脱税をして罰則される規定は特にないとのこと。
しかしながら、気分は良くないですよね。
✅店側が一番苦労している
この脱税問題が発生してからお店側が一番苦労しています。
絶対主義者的なお客さんが店内にいた場合に、「あの客持ち帰りで買ったのに、そこで食べてるじゃん!」とか言い出す人がいたりして、その対応に追われたりしているそうです。
その都度お客さんに声かけて、事実確認して、レジ打ち直して。
こんな手間がかかっているのに、回収できる金額は消費税の差額2パーセント。はっきり言って人件費の方が高いです。
お店側もお客側も苦労しない仕組みが欲しいところです。
3.イートイン脱税をしないためにできること
✅イートイン専用レジを作る
イートイン専用レジがあればこの脱税を回避することができますし、お店側もレジの打ち間違えがなくなります。
一部のコンビニでは専用レジができています。
✅イートインスペースを撤去する
そもそもの問題であるイートインスペースをなくすという対策もあります。
実際にイートインスペースを廃止して完全にお持ち帰り専用としているところもかなり出てきていますね。
✅持ち帰りかイートインかを必ず自己申告する
自己防衛の一番の対策はやはり、購入時にレジで自己申告をすることですね。
結構面倒ですが、買う前に一言「食べていきます」っていうだけで脱税にならないので、いますぐ取り組める対策だと思います。
イートイン脱税が気になる人は早速実践してみてくださいね。