【自分でやること】自己破産手続き中にやるべきこと3つ

自己破産って内容はわかったけど、弁護士さんに依頼したあとは何もしなくていいの?

何すればいいの?不安だなぁ。

としひこ
としひこ

自己破産手続きを開始しようとしているけど、どんなことがこの先待ってるのか不安な人が多いと思います。

そこで、自己破産手続き中に自分でやることをお伝えします。

1.自分でやることは結構多い

自己破産手続きを開始してからやることを3つのポイントにまとめました。

〈自分でやること〉

①申立書の作成(ボリュームあり)

自分でやる中でこれが1番時間かかります。

・破産手続き開始免責申立書

・債権者一覧表(弁護士さんが作ってくれることもある)

・財産目録一覧

・財産目録詳細

・家計全体の状況

・陳述書報告書

・上申書

・自由財産拡張申立書

・財産目録(自由財産拡張用)

・自動車など受領書

・転居等許可申立書

ざっくりこれくらい必要です。

人によって必要のない部分もありますがほぼ全部必要ですね。

②借金してる会社を再確認

債権者一覧表を作成するのに必要な工程です。

自分がお金を借りてる会社を全て書きます。

もちろんスマホ代やインターネット、新聞なども支払いを滞納しているなら記載することで全て破産対象になります。

思いつくものは確認してメモに残しましょう。

③直近2ヶ月の生活費を記録

家計全体の状況報告をするために必要です。

収入はいくらで、食費や家賃、光熱費はどれくらいなのか?

そのほかにも項目があります。

ここで不必要な支出があると問題視されるので払いが止まっていてお金が余ってきても使わないようにすることをおすすめします。

2.待ち時間も結構長い

今まで説明した資料を作成して弁護士さんへ送付すると、弁護士さんが内容を全て確認して清書してくれます。

内容に不足があったり、確認事項があると連絡が来るのでその都度対応します。

裁判所へ書類提出が終わると、そこから2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。

裁判所への出廷要請もあります。

私はコロナウィルスの影響で、裁判所へ行くことはなかったのですが、手続きが大幅に遅延したことにより1年近くかかりました。

人により状況は変わってきますが、半年くらいは見ておいた方がいいですね。

3.1番大変だったこと

自己破産手続きの中で私が大変だったと思うことを下記のように記します。

①所有している銀行口座の履歴2年分

これがなんだかんだで1番苦労しました。

ネット経由でしか使うことがなかったので、通帳が見つからず提出できない問題が発生してました。ネットからだと履歴は1年も遡ることができない銀行がほとんどなので、わざわざ通帳再発行して、有料の履歴照会をするなどの対策をとりました。

お金も時間もかかったので、通帳がある方はまとめておく事をおすすめします。

②借り入れしている情報の詳細集め

借り入れしている銀行やカード会社のローンやリボ払い、未払金などの残高を細かく提出しないといけません。

詳細な金額を提出しないと資料にならないので、借入先が多いほど集めるのに苦労します。

私の場合は、まずどこから借りているのか?どうやって金額を確認すれば良いのか?という部分からスタートだったのでかなり苦労しました。

借り入れも最終的に15社だったので、相当大変でした。

③家族にバレないように書類作成

1番ストレスを感じたのが「申し立て書類作成」です。しかもバレ内容に作るということ。

私は自宅だと厳しかったので、会社の昼休みにスマホで作成したりパソコン持参で隙間時間に作成などしておりました。

打ち明けられることが1番望ましいのですが、そうじゃない人も多いと思うので、うまく時間を作って作成する事をおすすめします。

SNSでもご購読できます。