▼目次
うさぎと亀が競争する話を知ってますか?
皆さんはうさぎと亀が競争する昔話を知ってますか?
昭和以前にに生まれた方はほとんど知っていることでしょう。
しかしながら、知らない人もいると思いますので簡単にご紹介しますね。
このお話は、
うさぎと亀が山の頂上まで競争するお話です。
うさぎが亀さんに競争を申し込みました。
亀さんは快く承諾しました。
競争はスタートしました。
うさぎは勢いよくスタートし、あっという間に道のりの半分まできました。
亀さんはのんびりスタートしました。ゆったりのんびり着実に進んでいます。
うさぎさんは、ちょっと休憩しても大丈夫だと思いゴールまでの道のりを半分残して眠りにつきました。
亀さんはうさぎさんが寝ている間にもゆっくりと進んでいます。
うさぎさんはちょっと寝すぎてしまいました。
気づくと、亀さんはゴール目前まできていました。
うさぎさんは慌てて走り出します。
しかしながら、亀さんが1番でゴールしました。
うさぎさんは2番になりました。
うさぎと亀の勝負は亀さんの勝利で終わりました。
以上が物語の簡単な概要です。
どうしてうさぎは途中で休憩しようと思ったのか?
それでは、どうしてうさぎさんは途中で休憩しようと思ったのでしょうか?
うさぎさんは、
「亀さんはのろまで遅いから絶対に勝てると思って余裕を見せていた」
から休憩しようとしたのです。
要するに亀さんは走ることもできる進むのが遅いから、絶対に負けるはずがないという過信があったことによる油断です。
この現象から汲みとれることは、うさぎさんは亀さんを少なからず意識しているということです。
それでは亀さんはどうでしょうか?
亀さんの視点から見えることとは?
亀さんは、このような見え方をしています。
「あの山の頂上がゴールなんだな。よし、一生懸命頑張るぞ!」
たったこれだけです。
うさぎと何が違うかわかりますか?
うさぎとの決定的な違い。
それは、
「競争相手を意識していない」
ということです。
うさぎは亀さんを意識していたために、油断してしまいまいましたが、亀さんはそもそもうさぎを意識していないため、視界にすら入っていないのです。
そのため、目標に向かってひたすら自分のペースで突き進むだけなんですね。
たったこれだけの差が、うさぎと亀の競争の結果に影響したんです。
世間的なイメージで考えたら、うさぎの方が早いからうさぎが勝ちそうなイメージですが、誰でも油断すれば逆転されてしまうということです。
うさぎと亀の話から学ぶこと。
この話から学ぶことがたくさんありますが、もっとも大切だと思うことを1つお伝えしようと思います。
それは、
「自分は自分だ」
ということ。
うさぎは、亀さんを意識するあまりに自分の実力を亀以上だと過信し、結果的に負けてしまいました。
これは、人間界に置き換えると、「他人を意識している」というものになります。
他の人を意識すると、
「あいつは俺より格下だ」
「あの人はできる人だから勝てない」
などと、勝手なランク付けを無意識にするようになります。
これは、全く意味のないことだと私は思っています。
もし、目標やゴールの設定があるのであれば、「自分は自分」という意識をもつことできっと達成できる確率が上がります。
他人を意識する必要性はないと考えています。
他人を意識する例で唯一意味のあると思うことは、
「ライバルの存在」
だけです。
これは、相手を意識する中身が違います。
「相手よりもっと強くなりたい」
「相手よりももっと上手くなりたい」
「相手に負けたくない」
このように、格下に見るのではなく、同等かそれ以上の存在なので自分を高めてくれる存在になります。
今回のうさぎと亀の話を聞いてどう感じたでしょうか?
きっと、うさぎのように油断することもあります。
亀のようにマイペースな時もあります。
でも、
大切なのは自分は自分だという意識。
これを忘れないで欲しいです。
自分の人生は自分の人生でしかありません。
他人の人生ではないです。
自分の人生を楽しみましょう!
それでは。