こんばんは。
としひこです。
本日のテーマなんですが、
「発する言葉をコントロールすることで感情をコントロール出来る話」
という話をしていきたいと思います。
感情はコントロールしにくいことは皆さんも知っている通り周知の事実だと思います。
怒りや悲しみを押さえ込んだりするのは非常に難しいですよね?
しかし、あることをするだけである程度の感情コントロールが可能となります。
そのあることとは、
「言葉」
なんです。
自分が発する言葉を変えるだけである程度コントロールできてしまうんです。
この辺について詳しくお話をしていきたいと思います。
1.発する言葉は自分の感情に変化をもたらす。
結論から言いますと、
「自分の発する言葉でほとんどの感情は変化する」
という事実があります。
具体的な話をしていきましょう。
暗い性格の友人がいたとします。
その友人はいつも暗い話をします。
自分は明るい性格なので、全然大丈夫なんです。
ずっと一緒にいた1年後。
明るいはずの人が暗い性格になっていた。
こんな話があります。
ここからわかるのは、
暗い人は、いつも暗い言葉を使っています。
その暗い言葉をずっと聴き続けていくと、聞いている人も暗くなってくるということです。
すなわち、言葉だけで感情が左右されているということになります。
皆さんもこんな経験ありませんか?
「いつも明るく元気な人と一緒にいると元気になった気がする」
「いつも怒りっぽい人と一緒にいると、なんだかイライラする」
どうでしょうか?
ほかにも経験はあるんじゃないでしょうか?
言葉一つで感情に変化をもたらしてしまうことがわかっていただけたのではないでしょうか?
2.日常生活で使える言葉による感情コントロールについて
言葉で感情がコントロール出来ることがわかっていただけたと思いますので、今度は具体的な使い方や行動の仕方についてお話をしていこうと思います。
どうやって言葉によるコントロールを行うかと言いますと、
例えばですが、
いつも遅刻する友達がいたとします。
今日はその友達と待ち合わせをしていました。
たまたま色々なことが重なって、待ち合わせ時間を過ぎてしまいました。
いつも遅刻する友達は時間通りにきていたようでした。
そして、その友達から言われた一言が
「遅刻とかありえないから。しっかり時間守ってよ。遅くなるなら連絡してよね?」
でした。
内心、「いつも遅刻しているお前に言われたくないよ!」と思っています。
ここからが言葉によるコントロールの出番です。
選択肢があります。
その友達に返す一言は下記の二択あるとします。
「お前もいつも遅刻してるだろうが!自分の時だけ文句言ってるんじゃないよ!」
「ごめんごめん。遅くなって悪かった。遅くなる連絡すればよかったよね。次回から気をつけるね。教えてくれてありがとう」
あなたならどっちを選びますか?
大半の人が前者を選ぶのではないでしょうか?
しかし、前者を選んだ場合、確実に喧嘩になることでしょう。
せっかく待ち合わせたのにお互いに気分が悪くなるはずです。
では、後者を選んだ場合はどうでしょうか?
自分は遅れたことに対して謝罪をしているし、されている方も悪い気分ではないはずです。
そして、相手にありがとうと声をかけているので、それも悪い気分にはならないはずです。
ということは、後者を選ぶことでお互いに悪い気分にならずにこの後の予定を過ごすことができます。
このように選ぶ言葉で感情も変化します。
ポジティブな言葉をたくさん使っていれば、気持ちもポジティブになります。
ネガティブな言葉ならネガティブな気持ちになります。
不思議なことですが実際に人間の脳はこのような判断をしているそうです。
皆さんも明るく元気な過ごし方をしたいと願うのであれば、ポジティブな言葉を使うように心がけたほうがいいと思います。
それではこの辺で。